切っても切り離せないカットとパーマの関係
先日もお話ししましたが、僕は今、業界のパーマを盛り上げる為に有名サロンが集まって発足した、パーマイノベーションプロジェクトに参加しています。
そこでパーマについて各店舗のこだわりやお店独自の手法などを共有、再度考察して、パーマの教科書の様な物を目指して話合いを重ねています。
でも、いつもある程度話が盛り上がってくると、
パーマをかける上で「結局大事なのはやっぱりカット」という話になるんです。
例えばよく聞く毛先ワンカールのパーマ。
そう聞くとボブとか内巻きにワンカールのスタイルを想像すると思いますが、カットで段差を上手く入れてあげると、ワンカールがズレて重なって見えて、実はワンカールのパーマだけどぱっと見はしっかりパーマっぽいスタイルも作る事が出来るんです。
カットとパーマは切っても切り離せない関係です。
カットもパーマもヘアスタイルの「形」「質感」を変える行為です。
その上、この2つが上手く組み合わさると、ヘアスタイルの再現性をとことん高める事ができます。
カラーでどんなにステキな色になっても、スタイリングのし易さは変わりません。
お家でヘアスタイルを再現する時にいかに楽か。
もしくはサロン帰りのヘアスタイルをいかにお家で再現できるようにしてあげられるか。
これにはカットのスキルとパーマのスキルが最も重要だと僕は思っています。
コテだって、プロと同じ巻き方はなかなかお家では出来ません。
それを叶えられるのがやっぱりカットとパーマ。
かけてみたら扱いが難しかったと感じた方もいるかもしれませんが、自分が髪にかけられる労力と時間、そしてスタイルのチョイスをしっかり話あってからかけたパーマは驚く程扱いやすいものです。
これに関してはカットやパーマのスキルというよりカウンセリングのスキルかもしれませんが、それも含めて、業界全体のパーマがもっと盛り上がっていけばいいなぁと日々感じながらサロンワークをしています。
パーマでお困りの事があれば是非タケナガまで。
きっと今まで何でかけなかったんだろうと後悔するはずです笑