ヘアカラーの豆知識3
ホームカラーの危険性について
極端な話になってしまいますが、「髪の毛を傷ませたくない」「これから伸ばしていきたい」
「今の髪の毛をキレイな状態で保ちたい」そう思っている方はホームカラーを絶対に辞めましょう。
ホームカラーと美容室のカラー剤は中身の作り方が少し違います。
一番一般的に言われているのはアルカリ剤の成分です。
ホームカラーの場合、密閉された空間で自分で施術する場合が多いので、匂いの少ないアルカリ剤が使用されている場合が多いんですが、
匂いが少ない=揮発性が低い=髪の毛に残留しやすい
ホームカラーをして残留したアルカリは、カラー剤をシャンプーして洗い流した後も24時間髪の毛や頭皮を傷ませ続けます。
洗い流したらお終いでは無いんです。
むしろそこからが始まり。
アルカリが残留している限りズーッと髪の毛は傷み続けるんです。
どうですか?
ゾッとしますね笑
それともう一つ。
美容室でカラーリングする場合、根元に塗布する薬は黒い髪の毛を明るくする必要があるので少しパワーが必要でどうしてもダメージは避けられませんが(最小限にする事はできます)毛先の部分のすでに明るくなっている部分に関してはこれ以上明るくする必要が無いので、根元に使ったものとは別の殆どトリートメントの様な成分のカラー剤で染めていきます。
ところがホームカラーの場合、根元と毛先でカラー剤を変えることができません。
そして、根元だけに塗布していく事ができません。
パワーが必要無い場所に作用の強い薬を無駄に繰り返し塗ってしまう事になるんです。
恐ろしいですね。
なので、どうしても染めたいけど時間も取れないし家でやるしか無い!
そんな時は出来るだけ見えている部分だけ、根元だけ塗るようにしましょう。
手伝ってもらえる人がいるとしたら塗って貰いましょう。
でも本当はどうにかして美容室に来て欲しいな…笑
とにかくホームカラーの危険性については良く分かったと思います。
致し方ない場合もあるとは思いますが、出来るだけカラーは美容室でしましょうね!