レイヤーって何? 自分のやりたいスタイルを美容師さんに伝える方法
初めての方はこちらをご覧ください。
レイヤーってどういう意味だと思います?
美容室やネット等でよく耳にすると思いますが、美容の用語が氾濫していて違った意味に捉えられている事が多くあります。
今回はよく聞く「レイヤー」の意味と、似たような用語の説明。
美容室に行った時に自分の思ったスタイルを簡単に伝える方法をお伝えしたいと思います。
専門用語漬けの毎日を送っているので、一般の方が使っている業界用語とプロが使っている業界用語の意味の判別がつきづらかったりします。
そもそもがスタイルの写真等に僕たちがレイヤーだのグラデーションだの通じない単語を沢山載せてしまったのが原因なんですが…
本当にすみません。
よく聞くフレーズとして、ここにレイヤーを入れたい。
とかレイヤースタイルにしたいとか。
思い浮かんでいるスタイルがある方もいるかもしれません。
しかし、実は美容師側からすると、ほとんどどうしたいのかサッパリわからない事がほとんどなんです。
勿論、画像等を見ながら、どういう意味でレイヤーを使っているかきちんと確かめてお互いに理解納得してから施術に入る様にしていますが、せっかくなのでレイヤーの定義からお話しします。
レイヤーとは層とか段差という意味があって、美容師の業界だと
「上の長さより下の長さが長い」という意味です。
同じ様によく使われるのがグラデーションやワンレングス。
グラデーションは
「下の長さより上の長さが長い」という意味で
ワンレングスは
「同じ長さ」という意味です。
ボブ、マッシュ、ウルフなどの様にヘアスタイルを表す名詞もありますが、
上記の様に、レイヤーやグラデーション、ワンレングスというのはヘアスタイルの名前で無く、どの様に切っているかを表現するものなんです。
正しく使うとこんな感じ
・表面に少しレイヤーの入ったグラデーションボブ
・顔まわりをグラデーションで、バックと表面はレイヤーで作ったウルフスタイル
これだと文面からなんとなくスタイルの想像がつきます。
ただ、こうなってくると自分のやりたいスタイルを言葉で説明するのってとても難しい事だと思いませんか?
そうなんですよね。
結局言葉ってどうしてもその人の主観だったり感覚がベースになってしまうので、意外と行き違いや勘違いが起こってしまいます。
そこでやっぱり画像があると一番いいんですよね。
僕なんかが妻夫木さんの髪型出しても顔が違うから何たらかんたらと心配する必要は全くありません。(チョイスが昭和生まれですみません)
あなたが「妻夫木さんになりたい」訳ではなくて、「妻夫木さんみたいな髪型になりたい」ということは美容師さんはきちんと分かってくれます。
そこに関してはこちらの記事もご覧いただけると嬉しいです。
もちろん髪型が決まっていなくて、重くなってきたからなんとなく美容室に来たって方も沢山いると思います。
そんな方はヘアカタ等を見せてもらって美容師さんと一緒に見ながらヘアスタイルの相談をして下さい。
そうすると驚くほどスムーズに話が進んでいくと思いますよ💡
タケナガリキの自己紹介はこちらから。