タケナガリキのブログ

パーマとカットが大好きな美容師。原宿tetecoquetteタケナガリキのブログ

骨格別前髪診断法

今回は顔の形と前髪の話。

先日書いた記事でもお話しましたが、髪型の中で最も重要と言っても過言では無い前髪。
カットする時はもちろんですが、自分に似合う髪型が分かっていればスタイリングがとっても楽に、上手になります。

「私は耳の横らへんにボリュームがきた方が小顔に見えるからその辺りをクシュっとしとこう。」
とか
「私は少しおでこが見えていた方がいいから前髪下ろしたいけど少し束感だそう。」
とか。

なんとなーくスタイリングして正解が見えていないと、やっぱり時間もかかるし、崩れてきたときにパパッと直せない。
今日この記事を読んでもらえると、自分の前髪の正解がなんとなーくわかると思います。

 

まずは丸顔
丸顔の方が小顔になるためのキーワードは『縦長に見える様に意識する』ことです。

丸い=比較的横幅が広め

勘違いされがちなんですが、ほっぺたが丸く膨らんでいる人が丸顔なわけじゃ無いです。
頭頂部とアゴを結んだ線と左右の頬骨を結んだ線の長さが近ければ近いほど丸顔だと思ってください。


ということなので縦を長く見せるor横を狭く隠すことで縦が長く見えて顔のバランスが整いやすくなります。


丸顔型にオススメな前髪その1
前髪なし
オススメの前髪と言っておきながらですが、理論的にはセンターパートやサイドパートで前髪を作らず分けているのが一番縦長効果を得られます。分けた髪は頰を隠す効果もあるので縦を長く見せるし横を狭く隠すどちらの効果も得られます。
ただ一つ注意したいのが、仕事や勉強などで髪が顔にかかるから耳にかけることが多い人にはオススメしません。
逆に丸顔を強調してしまうこともあるので、かけるとしても必ず片方だけ!

 

丸顔型にオススメな前髪その2
流す前髪
丸顔の方は縦長に見せるのが重要なポイントになってきます。
流しておでこを少し見せてあげることで縦長感がプラスされるので似合う前髪になってきます。
ポイントは肌色の見える三角形を深くすること。比べるとわかりやすいですが画像の様におでこを深めに見せるとより効果的になってきます。

丸顔の方にオススメな前髪その3
シースルーバング
シースルーバングは下ろしてはいるものの、おでこが見えるくらいうすーい前髪なので、横長感を強調しすぎず、丸顔の型にも比較的挑戦しやすい前髪です。

丸顔の方にオススメな前髪その4
下ろす前髪
??
前髪下ろしちゃったら丸顔強調しちゃわない??
って思うと思いますが、丸顔でも前髪下ろしたいですよね。

ポイントは幅を狭目に作ることと少しでいいから束感を作ることです。
もしくは眉より上の短い前髪。
前髪をまっすぐ下ろして広めにとっちゃったりすると縦の幅が狭くなって余計に丸顔に見えてしまったりします。
狭目にとってあげて束感を出して、やはりおでこの肌色を見せてあげることで縦長感を出してあげれば、丸顔でも前髪は下ろせます。

要は肌色が見えている範囲を縦長にすることを意識するとお家でスタイリングするときにやりやすくなるので、丸顔かなーと思う人はそこをしっかり意識してみてください。